三島神社の文化財等

三島様の石橋

三島神社の横にある道路は、かつては川。その土手は吉原に通じていました。人々は、川にかかる橋を渡って参拝し、橋は「三島様の石橋」として親しまれていました。明治の末期より、その石橋の一部を東参道の敷石として保存しております。

樋口一葉(ひぐちいちよう)の『たけくらべ』に、「三島神社の角をまがりてより、これぞと見ゆる家もなく」との一文があり、これはこの道筋のことです。台東区の「一葉記念館」にも、この内容が記されています。

石橋
三島神社 石橋

 

三島神社華表の碑

境内入口に、尾崎咢堂(おざきがくどう)が東京市長時代に撰文した華表の碑があります。

几号水準点

不の刻印が、北門の入り口の敷石に彫られています。